よくある質問です

Q  運転中のスマホ・カーナビ等を使用する「ながら運転」の罰則が強化されると聞きました。その内容を教えてください。

A   道路交通法の改正があり、2019(令和元)年12月1日から「ながら運転」の罰則が強化されます。運転中に通話や画像注視をした場合です。
◇ 普通車は反則金6千円、違反点数1点が、反則金18,000円、違反点数3点になります。
◇ 大型車(中型車)は反則金7千円、違反点数1点が、反則金25,000円、違反点数3点になります。

◇ 普通車、大型車(中型車)とも違反を繰り返し刑事罰が適用されると、5万円以下の罰金であったのが、6月以下の懲役または10万円以下の罰金となります。
次に、「ながら運転」で交通の危険を生じさせた場合(交通事故を起こした場合など) です。
◇ 普通車は反則金9千円、違反点数2点が、反則金制度は適用されず刑事罰が適用され、違反点数が6点になります。
◇ 大型車(中型車)は反則金1万2千円、違反点数1点が、反則金制度は適用されず刑事罰が適用され、違反点数が6点になります。

◇ 刑事罰が適用されると、これまで3月以下の懲役、5万円以下の罰金であったのが、刑事罰が直ちに適用され1年以下の懲役または30万円以下の罰金となり、いわゆる「非反則行為」となり、飲酒運転や無免許運転と同じ扱いとなります。
スマホ、携帯電話等の「ながら運転」が原因で死亡事故など重大な交通事故が発生しており、絶対にしないよう安全な運転に努めましょう。

 

Q  滋賀県交通安全協会では、交通安全協会費が運転免許証の有効期限によって
有効期限5年 1,500円
有効期限4年 1,200円
で年300円なのに、どうして有効期限3年の人は1,000円なのですか。
900円でいいんじゃないですか。

以前は運転免許証の有効期限が3年だったので、交通安全協会費を一律1,000円とし
ていましたが、道路交通法改正により、優良運転者、一般運転者の有効期間が5年に延
びましたので、有効期限5年は会費を1,500円と決めました。
また、優良運転者、一般運転者のうち更新日等における年齢が70歳未満の人は有効
期間が5年、70歳の人は有効期限4年、71歳以上の人は3年となりましたので、有効
期限4年は、会費を1,200円と決めました。このとき、有効期限3年の人の交通安全協
会費を変更をしなかったことから、有効期限3年の方は1,000円となっております。
なお、各都道府県によって、交通安全協会の会費はまちまちでして、年間700円、600
円、500円、400円、300円であったり、有効期間の年数に関係なく一律2,000円、1,500
円の交通安全協会もあります。
公益財団法人滋賀県交通安全協会では、皆様からいただいた善意の会費は、交通安全
フェアや街頭啓発活動が行われる春・秋の交通安全運動、交通安全広報活動、新入学おめでとう啓発活動、子どもさんや高齢者に対する交通安全教室などに使わさせていただいております。
ありがとうございます。

会費を納めていただきますと、次の特典も準備しています。
特典1 万一の交通事故に「交通事故見舞金制度」
特典2 「チャイルドシートの無料貸し出し制度」
運転免許更新時「交通安全協会費」の協力をよろしくお願いします。

 

Q 運転免許証の更新手続きで暗証番号の入力を行うように言われ、登録カードを
受け取りますが、何のために行うのですか?

 平成13年の道路交通法の改正により、運転免許証にICチップを内蔵すること
となり、滋賀県でも平成21年1月4日の更新や新規免許の交付からICチップ入
りの運転免許証となりました。
ICチップを運転免許証に内蔵することとなりましたのは、運転免許証の偽造・変
造の防止とプライバシーの保護にあります。
○ 最近、税金や医療費などの還付を装って多額のお金を騙し取る振り込め詐欺事件
が多発していますが、この犯人は偽造又は変造した運転免許証を用いて銀行口座を
開設したり、携帯電話を購入している例が後を絶ちません。
そこで、運転免許証をICカード化することによって、偽造・変造と不正利用を防
止することとなりました。
また、本籍や国籍はICチップの中に記録し、運転免許証の券面には記載しなこ
ととなり、プライバシーの保護にも配慮しています。

登録カードに記載された暗証番号は、セキュリティー上必要なもので、ICチッ
プの記録内容を確認する場合に必要な鍵となるものです。

 

Q 滋賀県では「交通災害共済」の募集が今年度、平成30年3月31日をもって終了となりますが、これに代わるような保険はありますか。

A   滋賀県では、自転車保険の加入が義務となりました。
滋賀県交通安全協会では、年齢に関係なく誰もが加入できる安価(年間保険料
1,640円)で1億円の損害賠償補償が示談もついていて安心な「滋賀のけんみん自転車保険」への加入をお勧めしています。
この保険に自転車事故を含む交通事故全般のケガの補償と、日常生活中の賠償責任まで補償範囲を拡充した「交通事故傷害プラン」をホームページ専用プランとして平成29年8月1日から掲載しております。
*滋賀県交通安全協会ホームページから「滋賀のけんみん自転車保険」→「自転車保険制度のご案内」→(クリック)
*加入を希望される方は、交通事故傷害プランの13ページ、15ページを印刷して郵送にて加入をお願いします。

 

Q 交通安全協会の職員の多くは警察OBで、会費は警察OBの天下り献金だから、交通安全協会に加入しない方がいいと聞いたことがありますが、どうなんですか。

A   公益財団法人滋賀県交通安全協会の職員は、
〇 雇用期間に定めがなく一般職務に従事する者
いわゆるプロパーと呼ばれる職員
〇 雇用期間に定めがある者
☆ 交通安全又は運転者教育等に関し、豊富な知識と経験を有し、それを職務に活かすために採用された者
※いわゆる警察OB職員
☆ 窓口業務及び従たる事務所に勤務する者
※いわゆる運転免許センターや警察署の免許更新窓口職員
(警察署窓口職員は仕事の一部ではありますが、地区交通安全協会の事務 や交通安全ボランティアの支援を行っています。)
で、滋賀県交通安全協会では約100人が働いており、そのうち警察OBは28人で3割程度です。また、各地域で多くのボランティア方が通学路での街頭活動、安全運動期間中の啓発活動などを行っています。
会費は、このような交通安全活動や交通安全の推進に携わる職員の給料に使わせていただいており、また、処分者講習など委託事業に携わっている警察OBの給料は県からの委託事業費で支払っています。「会費が警察OBの天下り献金」とは大げさな噂話であり迷惑しています。会費の使途などは、このホームページの「交通安全協会とは、事業報告と事業計画」及び「入会のお願い」の欄に掲載しております。

ドライバーの皆さん、運転免許更新の際には交通安全を推進している交通安全協会 の活動に賛同していただき、交通安全協会への入会、資金面でのご支援をよろしくお 願いします。